産後の血糖管理

妊娠〜産後

育児に追われ、久しぶりの更新になってしまいました💦

なんとか少し時間が取れたときにちょっとずつブログを書き進めていて、やっとこさ書き上がった…😭

育児と血糖管理と私の三つ巴戦

前回の記事では、娘を出産したことをご報告させていただきました。

私はいまどうしているかというと、娘の育児と並行して血糖管理と日々格闘しています…!

出産前後でインスリン量もかなり変わったので、今回はこうした産後の血糖管理やインスリン量について書こうと思います。

産後に変化したインスリンの効き

妊娠中期以降は、胎盤由来のインスリン抵抗性の影響で、インスリン量を増やしていました。

↓妊娠中期以降のインスリン量やHbA1cなどの血液データはこちら。

どれくらい増えたかというと、インスリンの必要量が一番増えた妊娠後期で、妊娠前の倍インスリンになりました!(産院の指導方針で糖質制限をしていたので、糖質を食べていたらもっと増えていたかも?)

その単位設定のまま分娩当日を迎えましたが、産後は胎盤が分娩によって体内から無くなったため、インスリン抵抗性が改善されました。

その結果、産後1日目は下のグラフのような低血糖を連発することに…

1日の大半が低血糖😂

産後はインスリン抵抗性が徐々に改善されると主治医から聞いていたので、インスリンの単位数を減らして打っていました。

さらに低血糖を改善するために補食も食べ続けていたのですが、それでも上がらず…

結局ご飯1膳分の糖質を含んだジュースをガブ飲みすることに…

いかにインスリンの効きが変わったのかを身をもって理解することになりました…😢

血糖管理の目標を考える

低血糖を連発しているので、インスリンの単位数をもっと減らそうと思ったのですが…

それに伴い、これからの生活にあった血糖管理について一度考えることにしました。

育児と血糖管理を両立する

妊娠中は、血糖値の急上昇・急降下を起こさないことや高血糖に気をつけて過ごしていました。

注意していたこともあり、高血糖はほとんど起こさなかったのですが…

気にしすぎるあまり低血糖になることもしばしば…😓

ただ、低血糖に慣れてしまったからか、体はあまり辛くなく、HbA1cも低いのでまあいいか!くらいの認識でした💦(今思うと本当に良くない…)

そんな認識のまま出産したので、産んでからも妊娠中と変わらない血糖値で頑張ろうと思っていました。

ただ、いざ育児が始まり、そんな中で低血糖を起こすと、補食を食べても育児で体を動かしているので血糖値がなかなか復活しない…

なので、どうせ血糖値が復活しないからと、補食を食べ続けていたら、いきなり血糖値が急上昇😂(そりゃそうだ…)

そんな状況だったので、安全に育児をしていくためにも、血糖管理のためにも、低血糖の予防に重点を置いてインスリン量を調整することにしました!

産後の食事と育児中ならではの低血糖

産後の食事内容

産後の食事は妊娠中の同じく、糖質制限を意識した食事をしています。

糖質を抑えつつ、タンパク質や良質な脂質もしっかり摂取!

ちなみに話題は少しズレますが、糖質制限は産前より緩くしています。

将来的に主食抜き程度の軽い糖質制限にして、家族と同じものを食べられるようになりたいからです。

具体的な献立については、また今後書いていこうと思います。

授乳で低血糖…

私は今、混合栄養(ミルクは1日1回のみなのでほぼ母乳ともいえる?)で娘を育てているのですが、母乳による授乳がとにかくエネルギーを消費するんです…

インスリンの単位数を減らして打っていても、授乳後に低血糖になることも…💦

食事の献立や授乳回数、子どもが飲んだ母乳の量にもよるのですが、食前のインスリンは量を少なめにして、食べ終わってから追加打ちで対応するようにしています。

それでも低血糖になることはあるので、下がり始めたらいつでも補食を食べられるように常にそばにあるベビーワゴンに飴をセット!

低血糖で育児の手が止まらないように出来る限りの予防策を講じています。

インスリンの単位数を見直す工夫

妊娠中はインスリンの単位についてじっくり考える時間があったのですが、産後は育児に追われてとてもじゃないけどそんな時間は取れません💦

そこでスマホのメモに単位数を控えて、食べたものは写真で保存!

そして、寝かしつけのあとなどの隙間時間にメモと画像を見て血糖値とインスリンの単位について振り返る習慣をつけるようにしていました。

1ヶ月間データを取ることで大体のインスリン量が見えてきたので今はメモや画像を残さず管理しています。

実際のインスリンの単位数

今のインスリンの単位数はこんな感じです!

産後のインスリン量
  • リスプロ 朝0〜4単位、昼2〜4単位、夕4〜5単位(献立により適宜調整)
  • トレシーバ 6〜8単位(寝不足などで血糖値が数日間高めなこともあるので適宜調整)

臨月のインスリン量と比較するとリスプロの単位数はそこまで変わりませんでした。

ただ、妊娠後期の悪阻で臨月はろくに食べられなかったんですよね…

しっかり食べている今と単位数がほぼ変わらないということは、やっぱり胎盤が無くなったことでインスリン抵抗性がかなり改善したんだなあ…

さらに、トレシーバは臨月のときに朝8単位+夕8単位=16単位/日だったので、今は臨月の時の約半分の単位数!

1型糖尿病合併妊娠の臨月は血糖値がジェットコースターのようになって、産後はインスリン抵抗性が改善されると主治医から聞いていましたが…この変化は凄まじいですね…

余談

今後、書きたい記事がたくさん溜まっているのに本当に時間がない…!

朝4〜5時に目が覚めてから家事と育児に追われて気がついたら日が暮れている…

少しずつ書いていくしかない!

細々とつづけていくので、もし私のブログを読んでくださっている方は気の向いたときに読みに来てくださると嬉しいです😭

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