1型糖尿病ママの、朝から寝るまでの一日

1型糖尿病

1型糖尿病歴20数年のかぴこです。現在1歳4ヶ月の娘をワンオペ育児中!

今回はそんな私の1日を書いてみました。1型糖尿病を持ちながら育児をする数多のママさんのうちの1ケースとしてどうぞ…

朝|血糖値と家事と育児が同時に始まる

1型糖尿病を持ちながら育児をしていると、一日は、朝起きた瞬間からスイッチ全開で始まります。

なんなら、目が覚める前から、血糖値のことをどこかで気にしてスイッチを入れ始めている気さえします…笑

私は毎朝6:00にアラームをかけていて、娘もほぼ同時かそれより前に起きます。

目が覚めたら血糖値のことを気になりながらも、その思考は一旦置いておきます…

娘をリビングに連れてくる前に、急いで掃除機をかけないといけないんです。

一度娘を連れてきてしまうと、私の足元から離れなくなってしまって、掃除ができなくなる…昼寝の時に掃除機はかけられない…

消去法のすえ、勝ち残ったのは朝起きてすぐにかける。

寝室で待ってくれている娘に「ママ〜〜!!!(訳:まだ?)」と急かされながら掃除をしていると、朝に打っている持続性のインスリンを、うっかり打ち忘れてしまいそうになっているので、掃除機を終えたらパパッと打ちます。

血糖値のことを考えているはずなのに、考えきれないまま朝が進んでいきます…この時点ではまだ自分の血糖値がどれくらいなのか把握できていません…スマホを触る暇もないので…

インスリンを打ったら娘を寝室へ迎えに行き、娘の保湿とお着替えとおむつ交換。

大抵、途中で娘に脱走されて、「こらこら、行かないの」と私が言い、娘が「だだ〜〜!!!(訳:やだ〜〜!!!)」っていうところまでがセットです笑

そんなこんなで娘の朝のケアを終えたら、次は娘の朝ごはんの支度。

私の朝ごはんは、ほとんどの場合、娘のごはんを加熱している隙にキッチンで立ったまま流し込むように食べます。

落ち着いて食べる余裕は、あまりありません。

ちなみに今朝はプロテインでした、液体は時短の神。

午前|外出と、ひとつ多い荷物

朝ごはんを食べさせ終えたら一緒に遊びます。

絵本を読んだり、パズルをしたり…

しばらくすると飽きてくるので娘をヒップシートに載せて買い物へ。

帰りは買い物袋が荷物になるので身軽に行きたいですが、常に荷物がひとつ多くなります。

インスリンと補食を入れたポーチを、必ず持っていかなければなりません…

ただでさえ子連れで荷物が多いのに、さらにひとつ増えるのは地味に面倒。

外から見れば普通のお出かけでも、頭の中では、「今、血糖値大丈夫かな…」という考えが、いつも一緒についてきます。

昼|やっと座って食べられる時間

買い物から帰宅したら娘のお昼ごはんを作って食べさせます。

昼食後はいつもお昼寝してくれるので、その間に私のお昼ごはん。

朝は立ち食いだった分、昼はゆっくり座って食べられるのが嬉しくて、つい食べ過ぎてしまうことがあります。

「今くらいはいいよね」そう思って食べたあと、午後の血糖値が気になり始めます。

自業自得ですね…

午後|不安を抱えたまま過ごす時間

午後は、娘に靴を履かせて自宅周辺をお散歩です。

…が、活動的な娘がパッと道に飛び出さないよう手を繋いで中腰で歩いたり、抱っこと歩くの繰り返し作業をしているので、低血糖になることもしばしば…

そんなこんなで、血糖値のことが頭から離れにくい時間帯でもあるので、高くなりすぎていないか、下がりすぎていないか、気にしながら過ごします。

疲れも重なって、完璧に管理できているとは、とても言えません。

お散歩から帰宅したらお風呂とお夕飯、歯磨きを終えて娘はセルフねんねです。

夜|ようやく一息つける時間

娘を寝室に入れたら次は夫の食事の支度。

結構しっかりしたメニューを好むので、量と味付けに気をつけながら作ります。

それと同時進行で洗濯機を回します。

夫に食事を出す頃には洗濯機が止まるので、浴室乾燥機を使って洗濯干し。

これで一旦家事は一段落、やっと自分の体に向き合える時間が来ます。

一日の血糖値を振り返って、ああすればよかったな、と思うこともありますが、その頃にはもう、次の日のことを考えています。

寝る前|今日も終わったという感覚

布団に入る頃には、うまくできたかどうかよりも、無事に一日が終わったことにほっとします。

娘が怪我なく過ごせた、笑顔で寝室に入って眠りにつけていた、家のこともやり残しなく1日を終えられた…血糖値は……うん…

1型糖尿病があって、育児もあって、どちらも思い通りにはいきませんね…80点を目指して、届かなくても頑張ったよねと自分を褒めてます。

今週末に今年最後の外来があるのですが、今から怖いです…泣

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