出産しました。

妊娠〜産後

私事なのですが、先日娘を出産しました。

今年の冬に妊娠が分かってから、お腹の中でずっと共に過ごしてくれていた我が子とようやく対面することができました。

妊娠が分かってから約7ヶ月の間、ずっと血糖値をはじめとした体調に気を配っていました。

こんなに自分の身体にアンテナを張り巡らせることは当面ないと思います(笑)

私達はすでに退院しており、日常生活を過ごしています😊

これからのブログ運営について

妊娠中に立ち上げたこちらのサイト。

今までは1型糖尿病合併妊娠の経過や、糖質制限のことなどを書いていました。

これからこのブログでは、産後の血糖管理や生活のことも書いていこうと思います!

母体側に1型糖尿病がある妊娠出産の事例は、なかなかネット上に情報がないので、このブログがどなたかのご参考になればいいなあ…と思います。

よろしくお願いします!

分娩方式と分娩中の血糖管理

今回は産後初めての記事になるので、私が娘を出産した時のことを、1型糖尿病にフォーカスを当てて書こうと思います。

分娩方式

今回、私は緊急帝王切開で娘を出産しました。

当初は経腟分娩の予定でしたが、分娩の最中に娘の心拍が落ちてしまったので急遽、帝王切開に切り替わりました。

娘は逆子ではなかったので、経腟分娩で産むものだと思い込んでいて、あまり事前知識がないまま帝王切開を受けることに…

今思うと、どちらの分娩方式になってもいいように少しでも勉強しておけば、痛みや気をつけるポイントなど心構えが出来て戸惑うこともなかったのかなと少し反省しています…

分娩当日はそんな感じでバタバタでしたが、娘は一緒に帝王切開を乗り越えて元気に私たち夫婦の元へ出てきてくれました。

当然の心拍低下にもスピーディーに対応して下さった主治医の先生や助産師の方々には感謝してもしきれません。

そして、胎児心拍低下を知った時、娘が助からないのではと不安でおかしくなりそうだった私を隣で支え続けてくれた夫にも本当に感謝しています。

帝王切開当日の血糖管理とインスリン

ここからは1型糖尿病合併妊娠ならではの分娩当日の血糖管理やインスリンについて。

病院ごとに管理方法は異なるとは思いますが、私の場合は以下のような管理でした。

血糖管理

1型糖尿病の血糖管理については、手術室に入るまでは私の方でリブレを使用し血糖値を確認していました。

手術室に入ってからはすぐに麻酔の処置がされて、リブレとはお別れ。

麻酔方式は脊椎麻酔で、意識は覚醒しているのですが、腕や足は動かせない状態でした。

なので、おそらく医療スタッフの方で血糖値を測ってくださっていたのかなと思います。

インスリン

インスリンに関しては、いつも通り朝のトレシーバを打って、医師の指示通り朝一番に病院に到着しました。

当初は経腟分娩の予定だったので、食事は体力勝負になるから食べた方がいいと言われていましたが、緊張して喉を通らなかったので食事は抜き💦

ですが、帝王切開の際に使う薬剤の副作用で吐き気を催す場合もあると説明を受けたので、食事抜きはかえってよかったのかもしれません。

帝王切開は手術自体が1時間かからずに終わって、手術中も血糖値が変動することがなかったので、手術中にインスリンを投与することはありませんでした。

手術当日の血糖値は下記の通りで、12時過ぎから13時頃までがちょうど手術をしていたタイミングになります。

産婦人科の主治医は私の普段の血糖管理状況を良く把握してくださっていたため、術後の血糖管理も自分でやっていいと許可をもらえました。

術後のストレスで血糖値が上がってくると思っていたところ、16時頃から血糖値が上がり始めたので、リスプロを2単位打ちました。

その後急降下してしまったので打ちすぎですね…臨月の補正と同じ感覚でインスリンを打ってしまったんです…

臨月のインスリン抵抗性の原因となっていた胎盤がすでに体内にないのでインスリンの効きが良くなっていることをすっかり忘れていました…

産後から退院までの血糖管理

産後から退院までの血糖管理も私の方でやっていいと許可をもらえました。

退院したら本格的に育児が始まり、体力勝負なので、育児と1型糖尿病を両立するインスリンの調整を学んでほしいという主治医の意図でした。

今までよりも自分の身体のことを考える余裕がなくなり、子供が泣けば食事を中断したりすることもでてくるし、低血糖が起きたら子どものお世話どころじゃない

さらに、授乳による消費カロリーの上昇、夜泣きによる睡眠不足とストレスなど、育児中ならではの血糖値を変動させる要因も出てくる…

これからは、日常生活における優先順位が、一番は娘の育児、二番は血糖管理になったので妊娠中のような厳格な管理はもうできないかもしれません。

ハードな子育ての中でも低血糖を起こさず、私の健康を損ねすぎない高血糖も起こさないようにする…そんな血糖コントロールを目指すので随時血糖値は妊娠中よりもやや高くせざるを得ないかもしれません。

育児をしながら単位調整をする、これからは子育てと1型糖尿病の管理の両立を目指していきます。

退院後の血糖管理

退院後の血糖管理については今後書いていこうと思っています。

血糖管理の考え方を根本から考え直したり、育児の消費カロリーの高さに驚いたり、日々頭をフル回転させて頑張っています(笑)

相変わらず拙い文章で申し訳ないのですが、これからは1型糖尿病をもつ母として頑張っていきますのでよろしくお願いします!!

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