今回は妊娠中期に入った時点の1型糖尿病の外来結果についてです。
妊娠中期になったらつわりが終わり、食事ができるようになりました。
赤ちゃんの成長のために栄養バランスを整えて食事量も普段通りに戻したので、インスリンの単位数も変えました!
血糖値が大きく変わることはありませんでしたが、食事を食べ始めてインスリンの単位設定を変えたことで血液データにどう影響が出ているか…
外来は毎回ドキドキしながら受診しています💦
血液データ
HbA1c 5.1%、グリコアルブミン14.3%でした。
前回がHbA1c 5.4%、グリコアルブミン14.7%なので、両方とも改善しています!
食事を食べ始めたのに値が良くなっていて嬉しい!
ただ、50mg/dL台の低血糖が起こることがあったので、主治医に赤ちゃんへの影響はないのか聞いてみました。
低血糖自体が赤ちゃんへ何か影響することは考えにくいが、低血糖は私が転倒のリスクに繋がるので危ないとのこと。
数値的なところだけではなく、低血糖によって出た症状に気をつけるようにアドバイスを頂きました。
あとは、経過観察していた甲状腺の再検査を行ったのですが、正常に戻っていました!よかった!
食事内容とインスリンの単位数
食事内容
つわりが終わったことで、栄養を計算して毎日食事をとっていました。
計算といっても、栄養計算アプリ(◯すけんのようなもの)に食べたものをポチポチ入力してざっくりと食べた量の把握していただけでしたが😅
当時の指導内容から目標にしていた値はこんな感じ。
産婦人科から糖質制限の指導を受けていたので、1日で摂る糖質は多くても20gを超えないようにしていました。
糖質20gはどれくらいかというと、例えば6枚切りの食パン一枚で糖質が30gほど。
なので主食は全カットですし、細かいところでいうとソースやケチャップなど糖質を多めに含む調味料もカット!
糖質は血糖値にダイレクトに影響するので、本当に気をつけていました。
とはいっても、塩や醤油や出汁を使ったシンプルな味付けで、食事のメインを肉・魚・卵といったタンパク質食材にして、野菜は葉物野菜にするだけで、大抵クリアできる目標値です。
ルールをシンプルにすることで、ストレスなく続けられました!
インスリンの単位数
食事量が増えたので、インスリンの単位数も見直しました。
タンパク質メインの食事だったので、血糖値が上がってくるのが食後3〜4時間。
タンパク質は糖質よりもゆっくりじわじわ上がるような印象です。
そのこともあり、リスプロだけで血糖値を下げようとすると薬の効く速さと血糖値の上がり方が合わずに低血糖を起こしてしまうんですよね…😓
なのでリスプロだけでどうにかするのではなく、トレシーバも増やして対処しました!
ちなみに、リスプロの単位数に幅があるのは、食べたタンパク質が動物性か植物性かでも血糖値の上がり方が異なるためです。
納豆など植物性タンパク質はそんなに上がりませんが、動物性タンパク質は植物性より血糖値が上がりやすい印象でした。
あとは胃の調子によって食べられる量が日によってかなり違っていたので、リスプロの単位数はかなり幅があります💦
この時期に気をつけていたこと
この時期に気をつけていたのは、食事量が増えたことによる高血糖・低血糖予防です。
『この食材を◯g食べてインスリンを◯単位打ったら血糖値がこんな変化をした』というデータをひたすら貯めて、私にとって血糖管理しやすい食材を固定化しました。
ちなみに、一番食べていたのは卵で、次は納豆、あとはサバの水煮缶や豚こま肉を食べる日もありました。
野菜はどの葉物野菜を食べても血糖値にそこまで変わりがなかったので、飽きないように野菜でバリエーションを出したり、味付けで無塩タイプのカレー粉を使ったりして工夫していました。
基本的にズボラな人間なので、型が決まるまでは面倒ですが、決まってしまえばそれ通りに行動すればいいだけなので楽でした😊
1型糖尿病のある私が安全に妊娠生活を送るには、とにもかくにも…
イレギュラーなことはしない!
これに尽きます…😅
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