1型糖尿病がある状態での妊娠生活は、日常の延長というより、常に気を張り続ける時間でした。
血糖値のこと、赤ちゃんのこと、私自身の体調のこと、通院のこと。
「ちゃんとやらなきゃ」という私自身の覚悟に支えられながらも、正直…余裕があったとは言えない妊娠期間でした。
この記事では、そんな妊娠期間を過ごす中で、私自身が「これがあって本当に助かった」と感じたものをまとめています。
何を使えば正解、という話ではありません。
体調や考え方によって合う・合わないは必ずあります。
あくまで一例として、「私の場合はこうして乗り切りました」という記録です。
つわりが重かった時期に助けられたもの
低糖質のパウチタイプゼリー
妊娠が分かった頃から、吐き気が強く、ほとんど食事が取れない状態が続きました。
ただ、冷たくてつるん!っと食べられるもの、さっぱりした甘いものであれば口のなかの気持ち悪さが和らいで楽になれました。
…となるとゼリーなのですが…
普通のゼリーは糖質が高く、血糖値が大きく上がってしまうため、安心して食べることができませんでした。
つわりの吐き気と高血糖の吐き気のコンボなんてゾッとします…
そこで、糖質量が比較的少ない低糖質タイプのゼリーを選び、冷蔵庫に常備するようにしました。
特によかったのは、ウィダーインゼリーのようなパウチタイプのもの。
一度に食べきらなくてよく、自分のペースで、少しずつ口にできたのがとても助かりました。
▶︎ 私がつわり中に常備していた低糖質ゼリー
炭酸水メーカー
吐き気がピークになった時期には、水すら飲めなくなってしまいました。
そのとき、炭酸水なら飲めることに気づき、最初はペットボトルの炭酸水を買っていました。
ただ、体調が悪い中で買いに行くのは負担が大きく、だからといって夫に毎回頼むのは気が引けてしまい…
思い切って炭酸水メーカーを導入しました!
1日分を作って、ちびちび飲めるようになったことで、「飲めるものがある」という安心感が生まれました。
脱水は怖いですからね…
▶︎ 自宅で炭酸水を作れる炭酸水メーカー
通院が多い妊娠期間を支えてくれたもの
両手が空くショルダーバッグ(通院バッグ)
1型糖尿病合併妊娠では、内科と産婦人科を交互に受診することになり、通院回数がどうしても多くなります。
悪阻がある時期や、お腹が大きくなって動きづらくなってからは、両手が空くことが想像以上に助けになりました。
また、通院専用としてショルダーバッグを固定したことで、毎回の荷物準備をしなくてよかったのも負担を減らしてくれたポイントです。
楽できるところは楽しないと!
ただ、この時私は普通のショルダーバッグを使っていたので、この時から今使っているショルダーバッグにしておいたらもっと楽だったなと思います…
メッシュだからカバン自体が軽くて持ちやすいんです。
▶︎ 私が通院時に使っていたショルダーバッグ
このショルダーバッグについてはレビュー記事を書いてあるので気になる方はこちらも参照してください。
診察券・検査結果をまとめるポーチ
内科と産婦人科、それぞれの外来で「もう一方の外来では何と言われましたか?」と聞かれることがよくありました。
診察券や検査結果の用紙をひとまとめにして管理できるポーチを用意していたことで、説明がとてもスムーズになりました。
通院回数が多いからこそ、小さな手間を減らす工夫は大切だと感じました。
ポーチに関しては産後に子どもの診察券や医療券が増えていくので、ポケット多めがおすすめです。
私は1型糖尿病外来の分と産婦人科の分で既に枚数多めだったので、はじめからカード類が多く入るものにしていました。
▶︎ 通院用に使っていた整理ポーチ
物だけではなく、考え方にも助けられた
「割り切れない自分のままでもいい」と思えたこと
妊娠期間中、私は最後まで割り切ることができませんでした。
完璧でいようとする気持ちも、不安でいっぱいになる気持ちも、どちらも必死に頑張る本当の自分の表れだったと思います。
今振り返ると、「割り切れないくらいがむしゃらだった」んだなと。
無理に気持ちを切り替えようとせず、その時の自分なりに向き合っていたこと自体が支えになっていました。
後にも先にも、あんなに必死に血糖値と向き合い続けることってもうないんじゃないかな…
同じ立場の方へ
1型糖尿病合併妊娠と一括りにしてしまっていますが、辛さや大変さは被るところがいくつかあっても全く同じではないと思います。
何を使うか、どう過ごすか、どこまで頑張るか。
すべて、その人の体調や環境によって違います。
この記事に書いたものも、あくまで一例です。
ただ、「同じ立場の人が、こうやって乗り切った」という情報が、選択肢の一つになれば嬉しいです。
▶ 妊娠初期〜出産までの経過まとめはこちら




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